PEOPLE 【人を知る】 キャリア採用社員インタビュー

放送技術部 溝川 浩史(2023年入社)※2024年9月時点の情報です。

今の業務について教えてください

技術戦略局 放送技術部長として、安定した放送を届ける為、デイリー業務としてマスター設備、送信設備、スタジオサブ、撮影機材などの管理業務を社内各署と密に連携し行っています。中長期的な事ですと設備の保守や更新の検討を行っています。また、マラソンやゴルフなどの大型中継ではテクニカルディレクターとして編成や制作担当と連携し、系列局の技術協力も得て番組を盛り上げるための全体的な技術プランニングなども行っています。

前職ではどんなお仕事を
されていましたか

学生時代、テレビ業界を志望していましたが、当時は実らず新卒で人事派遣会社に就職し2年間営業職を経験。その後技術プロダクションに就職し、在阪民放局内で13年勤務しました。報道中継からスポーツ中継、配信、中継車更新などテレビ制作技術分野を広く経験させてもらいました。

転職のきっかけは何でしたか

前職では制作技術分野で充実した日々を送っていました。40歳を迎えたある日、その先のキャリアデザインをふと見つめなおしたとき、制作技術以外の放送技術分野にも関わりたかったこと。プレイヤーからマネージメント職へのステップアップを意識し始めたことが転職のきっかけでした。

静岡朝日テレビを選んだ理由を
教えてください

当時の静岡朝日テレビは放送局技術職のキャリア採用をしており、前職キャリアとの関連を活かして、更にステップアップを目指したかった事や、前職と同じ系列を希望していました。中でも静岡朝日テレビは自社制作番組も多く、視聴率も健闘していて勢いを感じたことが選んだ理由です。

入社にあたって、
不安な点はありましたか

人生で初めて静岡暮らしをする事となり、住む場所を選ぶことや、人間関係が構築されるまで不安はありました。内定を頂いてから入社前に人事担当者の方から生活情報アドバイスをいただき、入社後は同じ中途採用入社の方々が活躍している土壌もあり、気が付けばいつしか不安は消え去っていました。

「実現したいこと」もしくは
「挑戦したいこと」を教えてください

前職で経験した制作技術に固執せず、広い視点を持って、放送波を守る硬い部分と、新しい技術にチャレンジする部分のバランスを大切に、「無難に」ではなく、常に何か「新しい事」を仕掛けたいと思います。
昨今インターネット配信を含めた動画媒体が乱立する中、この先もローカル局が生き残る為にコストコントロールは必須であり、設備構築含めて新しい技術にアンテナを張り、品質を落とさないで省力化、省人化を実現して、この先も県民から信頼される情報発信に応えたいと思います。中でも災害時における県民の命を守る防災報道については課せられた最大の使命だと感じています。

プライベートは、どのように
過ごされることが多いですか

家族を大阪に残して単身で静岡に来ておりますので月1回程度は週末に帰って、家族団らんを楽しんでいます。それ以外の休日は静岡に滞在しています。車で出かけることが大好きですので、奥静岡の秘境温泉、西は浜松、東は御殿場方面まで「みっけ旅」をしています。

静岡朝日テレビへの
転職を考えている方へ

前職含めテレビ業界に技術職として15年近く暮らしてきて、近年静岡朝日テレビ含め放送局は変化点に差し掛かっていると感じます。今まで常識としてきたワークフローや考え方を見直す必要も出てきました。この時代に放送局員を目指すうえで、放送に特化した専門性よりも幅広い視点と発想力、柔軟性が求められると思います。静岡朝日テレビはローカル局の中でも自社制作番組も多く活発です。「課題」も沢山ありますが、その分「やりがい」も沢山あります! 一緒に10年後のローカル局をデザインしましょう!!