静岡朝日テレビホーム > 放送番組審議会 > 放送番組審議会

放送番組審議会

放送番組審議会とは

静岡朝日テレビは、放送番組の適正化を図ることを目的に、毎月(8・12月を除く)1回、番組審議会を開催しています。
審議会は、有識者によって構成され、番組に対する評価や放送全般についてなど、さまざまな角度から率直なご意見をおうかがいする、放送法に基づく機関です。

放送番組審議会議事のあらまし

2022年3月

開催月日 2022年3月
開催場所 静岡朝日テレビ本社
本審議会は、新型コロナウイルスの感染拡大で静岡県内にまん延防止等措置が取られているため、大半の委員にリモートでご参加いただきました。
出席委員 委員長   伊藤 洋一郎
副委員長  渡邉 聡
委 員   今川 教子
      松下 光恵
      倉田 明紀
      海野 尚史
      川口 澄生
      加藤 裕治
課題番組 静岡朝日テレビの2月から3月にかけてのコロナ報道全般

コロナ禍の私立高校受験/ガラガラの静岡市大規模接種会場/感染レベル引き上げ、専門家会議は一致/小学校でクラスターどう防ぐ/自宅療養者への支援物資、その中身は/倉井座長に聞く、医療逼迫の理由/まん延防止、厳しい?緩い? 街頭調査/2歳児にマスク着用は現実的か?/接種会場で研修、看護師のタマゴたち/ピークアウトの見込み、なぜ外れた/3連休初日、観光地の人出は?/矢野医師に聞く、オミクロン亜系統とは/桜ヶ丘病院で62人のクラスター/「のどが全部やられている痛さ」自宅療養患者語る/6波で死者急増、その訳は/「分かりやすい情報提供を」来年新設の感染症管理センター/浜松医療センター、医療現場の最前線/コロナ禍で進むキャッシュレス決済/5~11歳へのワクチン接種、悩む保護者/後遺症の調査結果、県が公表/子どもの副反応、米国では半数以上に症状/まん延防止、再延長を県が申請/県民の声「効果は疑問」「仕方がない」など
審議内容 ・静岡市女性会館の管理者という仕事柄、コロナの最新情報は欠かせない。静岡朝日テレビはどの局よりも情報が多いので、毎日欠かさず見ている。コロナの発生当初にあった「にわか専門家」による不安を煽るような情報も今はなく、安心して見ていられる。
・決まった時間に決まった情報を報じることは、視聴者にとって分かりやすい。まん延防止措置の再延長申請について、県の結論だけではなく知事の記者会見を詳しく伝えることで、延長反対の意見があったことも分かり、考える材料を届けることになっている。
・一日分だけ見れば情報が詳しいと高く評価するところだが、続けて見てみると感染者数のグラフや日別のカレンダーなどが毎日繰り返されていて、さすがに多すぎる。感染者数はトレンドを見るべきものであり、毎日の増減を専門家でもないコメンテーターと議論しても意味がない。
・コメンテーターに個人の意見や推測を言われても意味がないし、むしろ有害。不安や逼迫感を伝えるようなBGMも疑問だ。ワクチン接種に警鐘を鳴らしている医者もいるが、コロナのテレビ報道はかなり長いわりに、そんな情報を知ることはほとんどない。
・まん延防止の再延長について、矢野医師は肯定しつつも、「どのくらい効果があるのか分からない」と言っていた。本当に意味がある対策なのか、掘り下げて欲しい。番組では「再延長を市民は淡々と受け止めている」と言っていたが、埋もれている声や考えも改めて取り上げて欲しい。
・3連休の人出をとりあげていたが、これは「出てはいけないことに反している」と言いたいのか、「みんな動きたいと思っている」と言いたいのか。事実だけを流せばいいのか。どういう目的で報道しているかを、制作者は立ち止まって考える時期だと思う。
・息子が感染したが一晩発熱しただけで済んだ。濃厚接触者になった私もほぼ無症状だった。感染者数の増加には驚かせられるばかりだが、オミクロン株は回復も早く冷静に受け止められている。中等症や重症について専門家に聞くだけでなく、軽症者への対応を町医者に聞いて欲しい。
・知人が感染して、感染経路を改めて知りたいと思った。より詳しい情報は、QRコードを画面に映して誘導する工夫も必要だ。ただ、コロナ禍が始まり2年以上たち、ほとほと飽きている部分もある。明るいニュースを取り上げることも必要ではないか。

こうした意見をいただきました。
次回日程 2022年4月13日(水)

放送番組種別ごとの放送時間量

番組種別 2021年4月~2021年9月第3週合計放送分数(分)
報道 13,450
教育 6,647
教養 13,914
娯楽 18,519
その他 通信販売 6,546
その他 554
対象期間の放送時間全体 59,630

CM放送時間量

CM放送時間量(分)
対象期間におけるCMの放送時間
(上記放送時間全体に含まれる)
9,631

対象期間
2021年4月19日(月)~2021年4月25日(日)
2021年5月17日(月)~2021年5月23日(日)
2021年6月21日(月)~2021年6月27日(日)
2021年7月19日(月)~2021年7月25日(日)
2021年8月16日(月)~2021年8月22日(日)
2021年9月20日(月)~2021年9月26日(日)