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放送番組審議会

放送番組審議会とは

静岡朝日テレビは、放送番組の適正化を図ることを目的に、毎月(8・12月を除く)1回、番組審議会を開催しています。
審議会は、有識者によって構成され、番組に対する評価や放送全般についてなど、さまざまな角度から率直なご意見をおうかがいする、放送法に基づく機関です。

放送番組審議会議事のあらまし

2023年1月

開催月日 2023年1月18日
開催場所 ホテルアソシア静岡
出席委員 委員長   伊藤 洋一郎
副委員長  加藤 裕治
委 員   倉田 明紀
      海野 尚史
      川口 澄生
      広田 奈都美
      松田 直子
課題番組 ■課題番組
『ハッピーをお届け♡ニュース中部SHOW』
制作:新潟テレビ21(幹事局)・名古屋テレビ放送・長野朝日放送
   北陸朝日放送・静岡朝日テレビ
放送:2022年12月30日金曜午後0時45分~午後2時15分
出演者:MC)千原ジュニア(千原兄弟)
    ゲスト)品川祐(品川庄司)、村上佳菜子
    各局アナウンサー)
    大角怜司(新潟テレビ21)、島貫凌(名古屋テレビ放送)、
    大槻瞳(長野朝日放送)、森重有里彩(北陸朝日放送)、
    白木愛奈(静岡朝日テレビアナウンサー)
審議内容 5.主なご意見
・前回はセミドキュメンタリーといった印象的なニュースもあったが、今回は社会的ニュースが少なかった。
・参加型ニュースというか、制作者のアイディアを入れ込んでニュースを膨らませていく創意工夫が見受けられなかった。ニュースそのものを映して紹介する観察型のニュースで、静かな印象を受けた。
・ニュースの選択やスタジオゲストやアナウンサーの関与のさせ方に工夫の余地がある。幹事局の色が出るやり方ができると良い。
・予備自衛官の活動を伝えることは悪いことではないが、ロケット弾が映っていたこともあり、「ハッピーニュース」の番組のエンディングとして取り上げた制作者の意図はどこにあったのだろうか。
・家族と一緒に気楽に和やかに見ることができた。
・共同制作だからという安心感や油断が制作側にあった気がする。見てほしい、という気持ちがどのくらいあったのか。SNSでの発信が非常に少なかった。
・昨年は部門に分かれ、最後に1位を決めていたが、今年は縛りなく幅広く多くのニュースが取り上げられていて楽しく見た。無理に1位を決めることもなく違和感なく見た。
・スタジオのゲストとアナウンサーのトークも和やかで笑いがあり退屈しなかった。
・中部エリア出身のタレントや芸人をもっと起用した方が良いと思った。
・各地で活躍している人々に感心させられハッピーというよりワンダフルな印象を持った。
・暗いニュースが多かった1年をハッピーニュースで締めくくるという企画は視聴者を明るい気持ちにさせてくれる良い企画。新年に向けて背中を押される気分になった。
・キー局で取り上げられるような飛び抜けた人ではなくて、見渡せば自分の周囲にもいそうな人が頑張っていることにスポットライトを当てることも地方局ならではの特権、役割、存在意義であると思う。
・中部5局のローカルニュースを横断的に見る機会は普段ない。地域の魅力を再発見できる契機になる。
・倫理に反した内容もなく、VTR主体の番組の定番で、タレントが穏やかなコメントをし、それぞれのVTRも選りすぐりで、一般的な視聴者には満足できる番組だったのでは。
・地方局が取材したVTRが埋もれてしまうのは勿体ないからもう1番組作ろうという企画ならば叶ったのでは。限られた予算の中で可能な限りの工夫が見て取れる。
・中部を盛り上げていこう、力を合わせていこう、といった繋がりが見えなかった。地方局は存続をかけて模索していると思うので、その辺を知りたかった。
・番組自体に遜色ないが、吸引力がなく、見終わった後に印象的なものが残らない。
・この1年振り返ると、衝撃的なニュースや不安や緊張を煽るようなニュースが思い出されるが、この番組は「ハッピー」しか出てこないことが分かるので、安心して楽しく見られた。
・ランキングを付けず、批評せずタレント3名と局アナが合いの手を入れるぐらいの緩い雰囲気で楽しく見られた。
・中部エリアのニュースなので、行こうと思えば行けるという身近なところが一つの強みである。
・番組としての意欲をあまり感じなかった。制作者がこの番組を正面からしっかり向き合って作ったのかというのが見終わったときの印象。ディレクターもアナウンサーも番組に関わった人が「面白いから見てね」という思いを込めて作ったのか。
・この番組に限らず、制作者が面白いと思って作っていないものは、時間の長さや時間帯に関係なくつまらない。
・全力で作ったという感じがせず、これ以上は無理だという割り切りがある感じがしてがっかりした。いずれテレビ局全体として摩耗していくのでは。
・MCがまとめ上げようという感じがしなかった。制作者側が要求していなかったのでは。与えられた条件の中で意欲が欠けているのでは。
・全体の地図が出てきて、今どこの場所の話をしているのか分かると良かった。

こうした意見をいただきました。
次回日程 2023年2月15日(水)

放送番組種別ごとの放送時間量

番組種別 2022年4月~2022年9月第3週合計放送分数(分)
報道 13,664
教育 6,636
教養 13,250
娯楽 19,612
通信販売 6,886
その他 362
対象期間の放送時間全体 60,410

CM放送時間量

CM放送時間量(分)
対象期間におけるCMの放送時間
(上記放送時間全体に含まれる)
9,925

対象期間
2022年4月18日(月)~2022年4月24日(日)
2022年5月16日(月)~2022年5月22日(日)
2022年6月20日(月)~2022年6月26日(日)
2022年7月18日(月)~2022年7月24日(日)
2022年8月15日(月)~2022年8月21日(日)
2022年9月19日(月)~2022年9月25日(日)