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放送番組審議会

放送番組審議会とは

静岡朝日テレビは、放送番組の適正化を図ることを目的に、毎月(8・12月を除く)1回、番組審議会を開催しています。
審議会は、有識者によって構成され、番組に対する評価や放送全般についてなど、さまざまな角度から率直なご意見をおうかがいする、放送法に基づく機関です。

放送番組審議会議事のあらまし

2024年09月

開催月日 2024年09月11日(水)
開催場所 静岡朝日テレビ本社
出席委員 委員長   伊藤 洋一郎
副委員長  加藤 裕治
委 員   川口 澄生
      海野 尚史
      広田 奈都美
      松田 直子
      永松 典子(欠席のためリポート提出)
課題番組 ■議題
 『地上波テレビに求められる災害・気象報道のあり方』
 (第93回系列24社放送番組審議会委員代表者会議テーマ)







審議内容 5.主なご意見
・日頃から私たちが災害に対して正しく恐れ、正しく備えることを発信し続ける役割をテレビに期待したい。
・特にローカル局の役割は、災害を風化させることなく、次の災害に向けて、防災減災への情報発信を継続することなのではないか。
・台風などの場合、今後起こりうることをきちんとしたデータや有識者の意見からしっかり解説してほしい。
・ローカル局は日々の取材を通して地域の特徴に精通し、地域と深く関わっている。有事・災害時こそ、地方局の力を発揮することができるのではないか。
・限られた人数で県内全体を網羅するのは難しく、報道を差異化する必要性はあまり感じられない。有事の際は、地方局間で情報や映像の共有ができたりしないだろうか。
・本当の意味で被災者に「寄り添う」ということをどう捉えているのか。「教えてやろう、知ってもらおう」という姿勢より、あくまでも自分たちは共存社会の一員で、自分たちの役割として報道していく姿勢が重要。
・市民と行政に加えて地元放送局が連携し、日常から取り組みをしていくことで、住民が主体的に行動を起こす「自分の命は自分で守る」という意識を持つための支援をしていくことができると思う。
・過去に起きた災害と当時の報道の検証、課題抽出を地道に行うことが大切。
・ テレビ局はSNSの即時性を上手に取り入れ、質の高い報道を維持してほしい。
・今の災害報道は内容を盛り込みすぎている。情報を絞り込み、迅速に伝えることも必要。
・防災のチャンネルは多い方がいい。
・SNSなどでは以前の災害情報と今の情報が一緒に流れたり、非常に曖昧なものもあったりする。テレビは信頼性も高く、県など行政の動きや各種災害状況を知ることができ、その状況情報によって自分の場所の状況も冷静に判断することができるため、大きな役割である。一方で、情報がやや過剰な場合や、局所的な映像が地域全体のように伝わってしまう場合もある。
・人々の行動を発生させる点において、南海トラフ地震臨時情報については、テレビ局全体でも検証する必要がある。
・災害報道をする側が、「垂直避難」「警戒レベル」などの抽象的な概念や言葉を使い「伝えられた」と思っていないか。「伝えた」のではなく「伝わったか」という報道の基本的な視点は災害報道でも必要。



こうした意見をいただきました。
次回日程 2024年10月09日(水)

放送番組種別ごとの放送時間量

番組種別 2023年10月~2024年3月第3週合計放送分数(分)
報道 13,100
教育 7,033
教養 13,374
娯楽 19,795
通信販売 6,813
その他 270
対象期間の放送時間全体 60,385

CM放送時間量

CM放送時間量(分)
対象期間におけるCMの放送時間
(上記放送時間全体に含まれる)
10,286

対象期間
2023年10月16日(月)~2023年10月22日(日)
2023年11月20日(月)~2023年11月26日(日)
2023年12月18日(月)~2023年12月24日(日)
2024年01月15日(月)~2024年01月21日(日)
2024年02月19日(月)~2024年02月25日(日)
2024年03月18日(月)~2024年03月24日(日)