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放送番組審議会

放送番組審議会とは

静岡朝日テレビは、放送番組の適正化を図ることを目的に、毎月(8・12月を除く)1回、番組審議会を開催しています。
審議会は、有識者によって構成され、番組に対する評価や放送全般についてなど、さまざまな角度から率直なご意見をおうかがいする、放送法に基づく機関です。

放送番組審議会議事のあらまし

2022年11月

開催月日 2022年11月16日
開催場所 静岡朝日テレビ本社
出席委員 委員長   伊藤 洋一郎
委 員   倉田 明紀
      海野 尚史
      川口 澄生
      広田 奈都美
      松田 直子

※加藤 裕治副委員長はリポート提出
課題番組 ■番組基準の変更について
「民放連 放送基準」が一部改正されるのに伴い、静岡朝日テレビの番組基準の一部変更が諮問され、「妥当である」との答申があった。


■課題番組
『とびっきり!サンデー』
(静岡朝日テレビ・朝日メディアブレーン制作)
放送:毎週日曜午後4時00分~午後5時30分
出演者:MC)佐野伶莉、須藤誠人(静岡朝日テレビアナウンサー)
    天気)白木愛奈(静岡朝日テレビアナウンサー)

参考放送日:2022年11月6日(日)午後3時55分~午後5時30分
出演者:MC)佐野伶莉、須藤誠人(静岡朝日テレビアナウンサー)
    天気)白木愛奈(静岡朝日テレビアナウンサー)
    ニュース企画)林輝彦(静岡朝日テレビアナウンサー)
zoomゲスト:村田和哉(元サッカー選手)
審議内容 5.主なご意見
【全体】
・日曜日の夕方に何かをしながら、肩肘張らずに気楽に力まず、楽しく観られた。
・関根勤の浅間通り歩きや、ロバート秋山の商店街のコーナーなどローカル情報は親しみを感じ、番組を見て行って見ようと思う。
・VTRの内容と同じ内容がスタジオのモニターに表示されていたが、重複した情報を出すよりも、番組のラインアップの紹介があると視聴者にとって親切だ。
・地元のテレビ局に求められているのは、キー局のようなクオリティの高さではなく、親しみ易さとか地元への愛を感じられるかではないか。視聴者が求めるのは「皆が好きなもの風」ではなく「作り手が好きなこだわり」ではないか。

【清水エスパルス・ジュビロ磐田降格】
・選手やサポーターの降格に対する気持ちは伝わったが、両チームの不調の原因や、今後の課題についてももう少し聞きたかった。
・非常に豊富な素材を駆使して構成されていて、充実した内容だった。
・サポーターの熱い気持ちは伝わって来たが、スタジオがクールな印象を持った。地元チームの結果に対する悔しさや叱咤激励など感情のこもった表現があっても良かった。

【大道芸W杯不適切発言】
・番組の構成は不適切発言の問題をしっかりと捉え、的確にまとめられていた。実際の会場の様子が今一つ伝わらなかった。来年に向けたエールがあると良かった。
・中国人に対しての差別的発言問題を取り上げたのは、今後の大会と組織が改善されることを考えると、大変意義のあることだと思う。アーティストの気持ちを考えると、楽しいパフォーマンス、派手なパフォーマンスの映像を羅列して、何も問題無く盛り上がっています、という安易な報道でなくてとても良かった。
・今回の事件を個人の資質の問題としてはならない。今回の発言が許された事務局の体制、静岡市の大道芸に対する取り組みに問題があるのではないか。一度(別の番組で)特集をしても良いのでは。

【お天気】
・天気以外に紅葉情報など時期にあった内容だった。情報が多い中で、息抜きのアクセントになっている。
・幅広い情報を伝えてくれ、清潔感もあり、大変好感の持てるコーナー。
・白木アナの手書きのフリップは、手作り感がありとても良い。


【名店のレシピ】
・全体を通してテンポの良い構成で見所が多かった。
・カメラマンも「美味しそう」と思いながら撮影したのだろうな、というのが伝わってくる映像だった。これこそテレビの良さだ。
・単にレシピを紹介するだけでなく、作り手の経歴も紹介されており、親しみが湧いた。家庭の定番料理が取り上げられており、新鮮でつい見てしまう。
・とても丁寧に取材されていた。このコーナーから番組の空気感が変わった。非常にしっかり取材していたことが視聴者にも好印象に伝わったのではないか。
・一番面白いコーナーでじっくり見た。とても良いコーナーで評価する。

【オレ達商店GUY】
・ロバート秋山節が効いて、商店街の普段とは異なった景色を作り出していた。まだ知られていない静岡の魅力や新しい楽しみ方をこのコーナーで伝えて欲しい。
・ロバート秋山はアドリブができ、街歩き向きだ。
・老舗と個人店に絞って紹介していて良かった。
・練り込まれた企画というより、ロバート秋山と富士彦にお任せしている感じがして、冷めてしまった。
・新たな発見があって、新鮮なコーナー。休日の放送にとても合っている。
・あまり作り込みをしていない、事前アポなしの緩さが日曜の夕方には良く楽しんだ。
・商店街にスポットを当てたコーナーになっていなかった。ロバート秋山のお笑いのネタになってしまっていた。お笑いというものの果たす役割を一度考えたらどうか。
・地元への愛を全く感じなかった。商店街の活性化を本気で考えるのであれば、どういう紹介の仕方をすればよいのか一度根本から工夫した方が良いだろう。
・主人公が何なのか、理念がはっきりしない。県民の人々に愛される番組を作りたいのか、キー局に負けないようなクオリティの高い番組を作りたいのか。
・制作者として何が伝わったと思っているのか、番組を作る意図目的は達成されたと考えているのか。最初の企画段階での目的と、結果の映像とリンクしていないのでは。それは、企画力の問題だろう。

こうした意見をいただきました。
次回日程 2023年1月18日(水)

放送番組種別ごとの放送時間量

番組種別 2022年4月~2022年9月第3週合計放送分数(分)
報道 13,664
教育 6,636
教養 13,250
娯楽 19,612
通信販売 6,886
その他 362
対象期間の放送時間全体 60,410

CM放送時間量

CM放送時間量(分)
対象期間におけるCMの放送時間
(上記放送時間全体に含まれる)
9,925

対象期間
2022年4月18日(月)~2022年4月24日(日)
2022年5月16日(月)~2022年5月22日(日)
2022年6月20日(月)~2022年6月26日(日)
2022年7月18日(月)~2022年7月24日(日)
2022年8月15日(月)~2022年8月21日(日)
2022年9月19日(月)~2022年9月25日(日)