放送番組審議会とは
静岡朝日テレビは、放送番組の適正化を図ることを目的に、毎月(8・12月を除く)1回、番組審議会を開催しています。
審議会は、有識者によって構成され、番組に対する評価や放送全般についてなど、さまざまな角度から率直なご意見をおうかがいする、放送法に基づく機関です。
放送番組審議会議事のあらまし
2022年5月
開催月日 | 2022年5月11日 |
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開催場所 | 静岡朝日テレビ本社 |
出席委員 | 委員長 伊藤 洋一郎 副委員長 渡邉 聡 委 員 松下 光恵 倉田 明紀 海野 尚史 川口 澄生 加藤 裕治 広田 奈都美 |
課題番組 | 『とびっきり!サンデー』(静岡朝日テレビ制作) 放送:毎週日曜午後4時00分~5時30分 出演者:MC 佐野伶莉、須藤誠人(静岡朝日テレビアナウンサー) 白木愛奈(静岡朝日テレビアナウンサー) ニュース 林 輝彦(静岡朝日テレビアナウンサー) 「とびっきりサンデー」は、一週間の締めくくりとなる日曜日の夕方に、明るく楽しく静岡の情報を生放送で伝える情報バラエティ番組です。その日・その週に起きた知っておくべき出来事を簡潔に伝えるとともに、翌日からの暮らしのためになるような情報をお届けしています。家族みんなでのんびり見られて、前向きな気持ちになれる番組です。 |
審議内容 | 【静岡市駿河区 広報丸投げツアー】 ・カミナリの2人は得意の「ど突き」を封印。味や食感をきちんと伝えようとしていたところに好感を持てた。ただ、食リポで「クソうめぇな!」という発言はさすがに気になった。収録なのだから撮り直しをすべきだった。 ・同じ駿河区といっても、日本平動物園、丁子屋、おやいづ製茶本店は点在していて、ゴールデンウィークは道路が混雑するので番組で紹介していた通りには移動できない。ゴールデンウィークの交通状況に関する情報があっても良かったのでは。 ・表向きは「広報丸投げ」でも良いが、実際には多くの情報から取り上げるネタを選定するなど放送局による肉付けが必要では。 ・「とびっきり食堂」のように、観光情報なども平日流している情報をダイジェストとして日曜日に放送する番組があれば万遍なく静岡県内の情報を網羅できるのでは。 【道の駅「富士川楽座」からの中継】 ・あいにくの天気で残念だったが、ゴールデンウィークなので交通情報が気になる視聴者が多いと思う。道の駅から番組が入るのは自然だった。ただ、観光客から聞いた話を白木アナが代弁していたが、本人がしゃべっている映像を見せられればよりライブ感、臨場感が高まったのではないか。 ・道の駅からの中継では、賑わいや混雑を伝えようとしていたが、映し出される映像と乖離を感じた。生放送では想定外のことが起きるので、時々こういう違和感を覚える。 【新人茶農家の特集】 ・特集は興味深かった。単にコンテンツとして扱わず、純粋に新人茶農家を応援したいという制作の気持ちが伝わる内容だったし、自身も応援したいと思えた。取材対象者に対する敬意を感じられた。テレビは視聴者に寄り添うものだと言われているが、同様にカメラを向ける対象にも同じような姿勢で向き合うことが大事なのだと思った。 ・新人茶農家の特集について、「若い人が始めた」というポジティブな話題が入っていることで爽やかな気持ちになれた。視聴者が肯定感を感じられると、もっと静岡のことを好きになり、さらにこの番組を好きになってくれるのでは。 ・茶農家の特集は映像が丁寧で色んなことを考えさせてくれた。 【名店のレシピ】 ・レシピ通りに作れば、半日や一日はかかってしまい、「いったい、どれだけ作る人がいるの?」と思ってしまう。しかし、これだけ手間暇をかけているので確実においしいことは伝わる。食レポとは異なる方法で名店やその店の料理の良さを伝えるユニークなコーナーだと感じた。 【全体的に】 ・佐野、須藤、中継の白木、ニュースの林と4人のアナウンサーのチームワークが良い。八十八夜を前に、広報丸投げツアー、天気、特集で、お茶関係の話題が続くのも良かった。90分とコンパクトになり、全国ニュースにつながる良い流れができていた。 ・日曜のこの時間帯に相応しい構成だった。日曜日の夕方で途中から見ることも多いが、途中からでも違和感なく拝見できた。 ・天気コーナーで登場した白木アナのフリップは一生懸命作った感じが出ていて一番良かった。 ・日曜日の昼下がりなのでぼんやり見ても良いのかなとも思うが、興味深く見て、番組の中に引き込まれた方が見終わった後に、充実感、満足感がある。その意味で番組の情報をただ受けるのではなく、番組の中に入っていけるような方が良いのでは。 ・制作するときに誰にどう思ってもらうのかターゲットをはっきり絞ることが大事だ。日本平動物園に行く人と、とろろを食べに行く人は異なると思う。名店のレシピは放送する時間帯が夕方5時半近く。その時にレシピに関心がある人は買い物に出ているか台所に立っていて見られない。誰にどう見てもらうか着地点まで考えるべき。 ・ローカル局の大切な役割である地域の情報を提供する番組として存在価値がある。キー局の番組に負けずにその価値を高めていって欲しい。 こうした意見をいただきました。 |
次回日程 | 2022年6月15日(水) |
放送番組種別ごとの放送時間量
番組種別 | 2021年10月~2022年3月第3週合計放送分数(分) |
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報道 | 13,409 |
教育 | 6,659 |
教養 | 12,676 |
娯楽 | 20,189 |
通信販売 | 7,061 |
その他 | 491 |
対象期間の放送時間全体 | 60,485 |
- 番組種別リスト 2021年10月第3週(2021年10月18日~2021年10月24日)
- 番組種別リスト 2021年11月第3週(2021年11月15日~2021年11月21日)
- 番組種別リスト 2021年12月第3週(2021年12月20日~2021年12月26日)
- 番組種別リスト 2022年1月第3週(2022年1月17日~2022年1月23日)
- 番組種別リスト 2022年2月第3週(2022年2月21日~2022年2月27日)
- 番組種別リスト 2022年3月第3週(2022年3月21日~2022年3月27日)
CM放送時間量
CM放送時間量(分) | |
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対象期間におけるCMの放送時間 (上記放送時間全体に含まれる) |
9,854 |
対象期間
2021年10月18日(月)~2021年10月24日(日)
2021年11月15日(月)~2021年11月21日(日)
2021年12月20日(月)~2021年12月26日(日)
2022年1月17日(月)~2022年1月23日(日)
2022年2月21日(月)~2022年2月27日(日)
2022年3月21日(月)~2022年3月27日(日)