2020年6月30日紹介 三嶋 そば兵衛

2種類のつゆを選べるのど越し良い二八そば

三島駅南口ロータリーから東へ徒歩3分。2017年4月にオープンした小さなそば屋。茨城県と北海道音威子府（おといねっぷ）のそば粉をブレンドして、香りとのど越しのバランスを追求した二八そば。江戸前風の細切り。

おすすめはもちろん「もりそば　770円」珍しいのは、つゆを2種類から選べること。“甘いつゆ”は、一般的に好まれる味付けで迷ったらこちらを選ぶのが無難。江戸前を好むのなら“辛いつゆ”がおすすめ。しょう油の香りが強くて、見た目も真っ黒。

店長は、「桜えびのかき揚げ　770円」をぜひ試してほしいと語る。材料はたっぷりのサクラエビ、それだけ。香ばしくサクサクの歯ごたえで、人気メニュー。もりそばや「かけそば　825円」と合わせてかき揚げそばにするもよし、単品で酒のアテにするもよし。

酒は地元の酒を中心にそろえてある。呑みくらべセットなどもあり、お酒メインでも楽しく過ごせそう。常連から「これはダメなやつ（笑）」と呼ばれる「焼味噌　440円」は酒が止まらなくなるとか。

目指すのは、地元の人や旅のひとが気軽に立ち寄って、軽く飲んで、シメにそばを食う・・・、江戸時代の宿場のそば屋のような存在。